現場日記
現場日記
鹿島邸上棟インタビュー
投稿者:営業部 丹羽 椎奈
9月下旬にHarutaの社員大工である鹿島さんのご自宅が無事上棟したということで、
インタビューをしました。
鹿島さんは、入社5年目で入社1年目の私よりは大先輩ではありますが、
40年以上のキャリアがあるHarutaの大工さん達の中では大工としてはまだまだ半人前らしく、
棟梁として現場を持つのは今回が初めてだそうです。
ですが、自分で自分の家を建てることができるのは、やはり大工さんならではですね。
では、さっそくインタビューに移っていきましょう!
◆大工として自分の家を建てることについてどう感じましたか?
自分でやることができるのはもちろん嬉しいですが、大変です。
上棟は皆で行いましたが、これからの作業は僕ひとり。
いつもだったら先輩の誰かと一緒に担当していますし、何かあれば親方に助けてもらえてたんですが、
一人での作業はやっぱり心配ではありますね…
◆親方や先輩大工と鹿島邸の現場で一緒に上棟ができた気持ちをお聞かせください。
とても楽しかったですが、めちゃくちゃ茶々は入れられました。(笑)
トラブルもありましたが、楽しい現場になってよかったです。
親方や先輩達がフォローしてくださったので、無事に1日で上棟することができました。
支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。

(写真左から、大工の皆さん、鹿島大工、ご家族の皆さん、小森監督)
社長が写真を撮ってくださり、いい思い出ができました。
ありがとうございました。
鹿島さん、上棟おめでとうございました。
ご自宅ということで特別な思い出になると思いますが、
いつものように安全作業に気を付けて頑張ってください!
建築の面白さ
投稿者:第1建築部 石川 勇
現在、豊田市にて敷地面積4007.22㎡、建築面積1194.36㎡の工場の新築工事を担当しています。
最近の現場日記には、住宅やリフォームに関することが多くUPされていますが、
写真の様な比較的大きめな鉄骨造の工場などの新築工事を施工することもHarutaは可能です。

工場に限ることではありませんが、建物の構造や規模、敷地の形状や計画地周辺の環境、建築する時期など、
様々なシチュエーションがあり、建築する過程やアプローチする方法もまた様々です。
ゆとりのある工期、作業しやすい環境が整っていることに越したことはありませんが、
逆に何かしらのハードルとなる条件をひとつずつクリアしてゆく過程も、
建築の面白さのひとつだと個人的には感じています。
現在進行中のこの現場も、それらをクリアしている最中です。

大型物件の建築、承ります!!!
破れない網戸
投稿者:営業部 中根 幹訓
第1建築部の浅井マネージャーと一緒に、鉄筋コンクリート造の
3階建て住宅を事務所兼住宅に改修する工事を担当させて頂きました。
今回の工事の縁を取り持ってくれたのが、Harutaのサッシ工事を
いつも担当してくれてます株式会社長尾木鋼さんです。
竣工も近づいて来た頃、現場に足を運ぶと…
リビングのサッシに破れない網戸『SOLID-FLOW』が取付けてありました。

『SOLID-FLOW』とは、長尾木鋼さんのオリジナル商品の網戸で
ナイフやハンマーでも破れず、網戸本体にロック機能があるため
防犯性にも優れ、窓を開けたままでも外出が可能な優れものです。

建築の世界でもいろいろな新しい商品が開発されています。
最近では、コロナ対策として換気の計画も重要になってきていますし、
大型化する台風、毎年のように災害がおこる異常気象などにも
耐えうる建物を計画しなければいけません。
お客様が安心して暮らせる住宅を提供するためにも、
我々が新しい商品の知識を増やすことが大切です。
ものを活かす技術と工夫
投稿者:第2建築部 伊藤 和幸
古い木造住宅の改装工事を行っています。
今回、床の間の違い棚を洗面のカウンター台に転用しました。

Before

After
破棄する予定であった床の間の違い棚を、
筆返しが付いており杢目(もくめ)も綺麗だったことから、
「何とか活かしたい」と思い、お客様と相談して、
解体撤去から大工さんが丁寧な作業で取付けしてくれました。
板の状態を見たり、使える部分を加工したりして、
大工さんの手間と技術が必要な仕事だと思います。
良い物を少しでも活かせるように工夫すること、活かせるだけの技術力を持つことが、
リフォーム工事に携わる者として大切だと改めて感じました。
和風建築
投稿者:第1建築部 小林 哲
現在、木造住宅の新築工事に携わっています。
なかなかお目に掛かることの出来ない、貴重な仕事をさせて頂いています。
内部には茶室(4帖)があり、茶事を行う和室(8帖広間)も出来る予定ですので完成が今から楽しみです。

屋根は銀いぶしの一文字軒瓦。
住宅でこれだけの量の一文字軒瓦を使用するケースは少ないと思います。


玄関や茶室の外部庇は軒先軒裏を木材で化粧にしており、垂木や桁は桧や杉を使用しています。
また軒裏の意匠は木小舞に納めており、庇の天井板に椹(さわら)の羽目板を貼り並べています。


言葉や名称一つ一つにおいても調べて勉強することばかりですが、
造り手も減少している近代でこの様な体験や勉強が出来ることは凄く有難いことです。
疲労回復!
投稿者:第2建築部 高津 理絵
5月~7月は梅の季節!!
ということで、お客様から頂いた梅で
事務の後藤さんが梅ジュースと梅酒を作ってくれました!

梅酒はゆっくり寝かせなくてはいけないので飲み頃はまだまだ先ですが…
梅ジュースは酸っぱさと甘さが絶妙でさっぱりとしていて
美味しかったです(^^)
長い梅雨が終わり、うだるような暑さが続きます…
現場の皆さん慣れているとはいえ、今年の夏もしんどそうです。
マスクもサウナのようで暑さが増します。
梅シロップは疲労回復に効果があるそうなので
これを飲んで夏を乗り切っていきたいです!!
協同作業
投稿者:第1建築部 浅井 俊勝
現在携わっている新築工事で、外壁を仕上げてから土台ごと設置する押壁工法を行いました。
押壁工法とは、先に壁を完成させてから壁を押し建てていく工法のことで、狭小地などで行われます。
今回の工事では、十分なスペースが取れず本来の手順では外壁の仕上げが困難で、
止水処理もできないため、この工法を行いました。
大工さんは完成した壁をレッカーで吊るときに変形しないように補強や
仮固定を過度に感じるくらいの準備をして挑みました。

壁の上部をレッカーで支え、下では人力で少しずつ動かして土台に収めなければならないため、
大工さんや外壁屋さん、足場屋さん、レッカーのオペさんとの協同作業です。

その結果、何のトラブルもなくスムーズに設置することができました。
改めて皆様の協力と計画準備の大切さを感じた工事でした。
それぞれの役割
投稿者:第2建築部 森本 秀樹
先日、取引先のハウスメーカーさんの現場にて茶室を施工させて頂く機会がありましたので、
茶室の各釘についてご紹介します。
まずは水屋の竹釘です。
水屋というのは茶道具を洗う所です。
この竹釘に柄杓などを掛けます。

次に釜蛭釘です。
炉中心の天井取付して釣釜を吊るすための釘です。

次に花蛭釘です。
床の間の天井に取付して釣花入を吊るすための釘です。

次に花釘です。
床の間の床柱に掛花入を掛けるための釘です。

次に柳釘です。
床の間の入隅柱に打ち、柳を入れる花入を掛けるための釘です。

次に二重折釘(軸釘)です。
床の間の天井廻縁下端に掛物を掛けるための釘です。

最後に無双釘です。
床の間正面の壁の中央に掛花入を掛けるための釘です。

一つ一つ釘の役割があり、種類もたくさんありましたのでとても勉強になりました。
安全第一
投稿者:第2建築部 𠮷川 義泰
6月の梅雨時期に入り、雨と暑さの中作業しております。
先日、フルハーネス型墜落制止用器具特別教育の講習終了証が届きました。昨年秋に講習を受けた物です。
いよいよフルハーネスの着用が迫って来たと実感します。
フルハーネス型とは、高所作業に用いられる墜落制止用器具であり、現在では使用が義務化されています。
今日の建設業では、胴ベルト型が主流です。胴に一本のベルトを装着するのですが、
墜落阻止時に体が「くの字」になり胸部、腹部が圧迫され大変危険なのです。
一方、フルハーネス型は胴、肩、腿にもベルトを装着するので、
衝撃が分散されるため胴ベルト型よりも安全です。
正しい着用、高い安全意識を徹底することで安全第一な着用を心掛けます。

68期Tシャツ
投稿者:営業部 丹羽 椎奈
4月に入社しました丹羽です。
この度、Haruta68期のTシャツデザインを担当させていただきました。
入社後初の大仕事、責任重大です。
新型コロナウイルスの感染が広がってから一年が過ぎ、まだまだ不安が尽きない日々です。
感染防止対策として、キープディスタンスはあらゆる場面で求められています。
そこで68期のTシャツにもキープディスタンスを取り入れました。
Harutaの文字とロゴが通常よりも離れているんです。気づかれた方はいますかね?

キープディスタンスを守り一致団結して大変な今を乗り越えていきましょう。
何かと不便の多い今日ですが、この状況が一日でも早く解消され、
平穏な日々が戻りますようお祈り申し上げます。