現場日記

現場日記

木造住宅用制震ユニット

投稿者:第2建築部 社員大工 味岡

今、担当している木造住宅の新築現場にて、珍しいタイプの「制震ユニット」の取り付けがありましたので、ご紹介します。

このユニットは、一般的なタイプと異なり、高減衰ゴムを用いたダンパーに対し、
鋼製のブレース(補強材)をくの字に取り付け、柱頭・柱脚に専用のコーナー金物を設けることで、
地震エネルギーを熱に変換し、建物の揺れを抑える「制震構造」を実現する仕様となっています。

制震ユニット1
施工に際しては、
ダンパー部にL100のビスを12本、
ブレースを柱に固定するために上下各9本の18本、
コーナー金物に上下4本ずつの8本、
合計38本の長ビスを使う必要があり、非常に手間のかかる作業でした。

また、取り付け位置にも細かな指定があるため、しっかりと性能を発揮させるためには、
慎重かつ正確な施工が求められ、非常に神経を使いました。

制震ユニット2
ちなみに、梱包状態での重さは約20kgとのことで、取り付けの際には仮のビスで仮止めしながら
微調整を行う必要がありました。
制震ユニット3

保育園の新築工事

投稿者:第1建築部 小林

現在、保育園の新築工事を担当させていただいております。
今回の建物は平屋建てではありますが、延床面積はおよそ320坪と
大規模な木造建築であり、大変やりがいのあるプロジェクトです。

ただいま基礎工事の真っ最中で、建物の土台となる重要な工程に、
日々真剣に取り組んでおります。

防火水槽の設置1
防火水槽の設置3
ゴールデンウィーク明けには、いよいよ建て方工事を予定しており、
このプロジェクトにとって大きな節目を迎えることになります。
楽しみな気持ちとともに、あらためて責任の重さを感じ、身の引き締まる思いです。

今後も、安全第一で円滑に工事が進むよう、一つひとつの作業を丁寧に進めてまいります。

リフォーム物件

投稿者:第2建築部 社員大工 山本

先日施工したリフォーム物件についてご紹介します。
建物の内部を一度すべて解体し、床・壁・天井を新しく造り直しました。

まず、床には束石を設置し、湿気対策として気密シートを敷きます。
このシートを貼ることで、湿気の影響を受けにくい快適な空間を確保できます。

防火水槽の設置1
次に、壁にはピンク色の吹き付け断熱材を施工し、断熱性能を高めました。
防火水槽の設置3
さらに、間仕切り部分には壁断熱材を充填し、遮音シートを張ることで、防音効果を向上させています。
これにより、室内の温熱環境を快適に保ちつつ、遮音性にも配慮した構造となっています。
防火水槽の設置④
これらの工程は、完成後には見えなくなる部分ですが、快適な住環境を支える重要な施工です。
見えない部分だからこそ、細部まで丁寧に仕上げることを心がけています。

その後、床にはフローリングを施工し、壁と天井にはプラスターボードを張りました。
最後にクロスを貼り、美しく仕上げ、空間全体が完成します。

新入社員ジョブローテーション

投稿者:総務部 西川

3月に入り卒業シーズンとなり、4月は入学や入社シーズンを迎えます。
弊社も新入社員の方の入社を控え、事前準備を進めているところです。

Harutaでは、第1建築部・第2建築部・営業総務部と大きく3つの部門があり、
新入社員は入社後、これらの部門を3ヶ月ずつ回る【ジョブローテーション制度】があります。
実際の業務を自分の目で見て、耳で聞き、肌で感じてもらいたいと考えています。

▼【ジョブローテーションと入社して1週間の流れ】

防火水槽の設置1
また、第1建築部の社員は現場事務所にいることが多く、(=本社にいることが少ない)
入社後、顔を合わせたり話したりする機会が少なくなりがちですが、
このジョブローテーションを通じて、交流を深められるというメリットもあります。

実際に制度を経験した社員からは、
「ジョブローテーション制度があって良かった!」といった声が寄せられています。
今後も、より良い制度となるよう改善を重ねていきたいと考えています。

地盤改良工事

投稿者:第1建築部 大橋

2024年4月に入社した1年目の大橋です。

現在、愛知県みよし市にある木造平屋建て(1065.08㎡!)の保育園新築工事を担当しています。
今回は、【地盤改良工事】について記します。

【地盤改良工事】とは、建物の安定性を確保するために軟弱地盤を補強する工事です。
現場では、工法の一つである【柱状改良】を採用しました。

【柱状改良】とは、軟弱な地盤から「支持層」と呼ばれる固い地盤までの深さが8m以内の場合に用いられる補強方法です。

防火水槽の設置1

↑打設中↑

防火水槽の設置3

↑打設後↑

この工事では、合計310本もの杭を施工して、それぞれの杭を撮影する必要がありました。
その結果、撮影枚数はなんと930枚に!
1つの工程でこれほどの枚数になるとは思っていなかったため、とても驚きました。

現在は、外構工事と基礎工事が進行中で、竣工は2026年2月を予定しています。
これからまだ1年の長丁場ですが一つでも多くのことを吸収できるよう、精一杯頑張ります。

外壁工事の完了

投稿者:営業部 河合

現在、春日井市内で施工している眼科クリニックの新築工事において、外壁工事が完了しました。
それに伴い、これまで建物を覆っていた足場が解体され、
ようやく外観がまわりから見えるようになりました。

ずっとシートに包まれていて姿が見えなかっただけに、
こうして実際に建物の全体像が現れる瞬間は、何度経験しても感慨深いものがあります。
設計段階から関わってきた建物が、少しずつ形になり、実際に街の景色の一部となっていく様子を見ると、
大きな達成感があります。

建物全体の完成は4月末を予定しています。
内部の仕上げや設備の取り付けなど、まだまだやるべきことは多くありますが、
細部までこだわり、来院される方々にとって心地よく安心できる空間となるよう、
引き続き丁寧に工事を進めてまいります。

防火水槽の設置1
防火水槽の設置3

恵方巻を堪能

投稿者:営業部 岩崎

今年の節分は、春分の関係で例年より1日早い2月2日(日)でした。
いつもお世話になっている
みそカツで有名な【矢場とん様】より恵方巻を購入しました。
毎年恒例なのですが、Harutaでは社員の家族分も合わせて
購入しているので今年は104本!になりました。

恵方巻といえば、海鮮やかんぴょう、きゅうりなどのイメージでしたが、
”みそカツ”がぎっしり!
想像以上のボリュームに驚きました。
【矢場とん様】ならではのこだわりのみそがガリに染み込み、
とても美味しくいただきました。
もう来年の恵方巻が待ち遠しいです。

【矢場とん様】、ありがとうございました。

新人奮闘中!

手刻み

投稿者:第2建築部 日比野

この度、お客様のご自宅で増築工事を担当させて頂きました。
昔ながらの入母屋造りで本屋普請の建物ということもあり、現在主流となっている工場加工(プレカット)での施工が
困難だったため、土台・柱・梁といった構造材をはじめ、
その他の材料すべてを大工さんに現場で【墨付け・手刻み】という工法を用いて造ってもらいました。

【墨付け】は材料に加工位置を記す作業で、【手刻み】は墨付けで記した箇所を手作業で切ったり掘ったりして加工する、
工場加工(プレカット)がまだ無かった時代に主流だった施工方法です。

防火水槽の設置1
現場はクレーン車やユニック車を入れることができなくて、材料の組立(建て方)も手作業だったため、
大工さんを4人投入したところ、見事なチームワークで工事を進めてくれました。
特にベテランの大工さんは、俊敏な動きで現場を指揮しながら、
すごいリーダーシップで問題なく進めてくれました。

技術の継承というと少し大げさかもしれませんが、実際の現場で【墨付け・手刻み】をベテラン大工さんから
直接学ぶ機会は、若い大工さんたちにとって貴重な経験になったのではないかと思います。

実家のリフォーム工事

投稿者:第2建築部 海上

妻の両親から「自宅の水廻りのリフォームをしたい」と相談がありました。
私自身、妻の両親に親孝行できていないので、
「この機会に少しでも…!」と、しっかりとした内容でリーズナブルにリフォームできるよう、
打ち合わせを重ねていきました。

築35年の木造住宅で、経年劣化した部分が多く、冬はとても寒い状態でしたが、
コストパフォーマンスの高い設備機器の採用や断熱性の向上により、
住み心地の良い、温かい家となりました。

防火水槽の設置1
防火水槽の設置3
防火水槽の設置④
親孝行できる機会は少ないですが、自分の仕事を通じて
両親を喜ばせることが出来たことを大変うれしく思います。
工事管理は大橋君、設計は岩崎さんと二人とも
2024年の4月に入社してまだ経験が浅いのですが、頑張ってくれました。

最後に一言‼
両親が私よりも大橋君を気に入っているように感じたのは、
思い違いであってほしいが…。(笑)

安全祈願

投稿者:第1建築部 森下

明けましておめでとうございます。

第1建築部の森下です。
2025年最初の現場日記を担当します。
今回は、安全祈願について記します。
弊社では、毎年仕事始めの日に社員一同で、
針名神社にて今年の安全や健康に関するお祈りをします。

神社では、神主さんから今年の干支である巳年にまつわるお話も聞けて知見が深まりました。
その中で印象に残ったのが、蛇は脱皮を繰り返して成長することから、
「復活と再生」を意味する縁起の良い年だそうです。

私も2025年は、より一層成長できるように精進してまいります。
本年もよろしくお願い申し上げます。

新人奮闘中!