投稿者:第1建築部 浅井 俊勝

現在携わっている新築工事で、外壁を仕上げてから土台ごと設置する押壁工法を行いました。
押壁工法とは、先に壁を完成させてから壁を押し建てていく工法のことで、狭小地などで行われます。

今回の工事では、十分なスペースが取れず本来の手順では外壁の仕上げが困難で、
止水処理もできないため、この工法を行いました。
大工さんは完成した壁をレッカーで吊るときに変形しないように補強や
仮固定を過度に感じるくらいの準備をして挑みました。

協同作業①

壁の上部をレッカーで支え、下では人力で少しずつ動かして土台に収めなければならないため、
大工さんや外壁屋さん、足場屋さん、レッカーのオペさんとの協同作業です。

協同作業②

その結果、何のトラブルもなくスムーズに設置することができました。
改めて皆様の協力と計画準備の大切さを感じた工事でした。