現場日記
現場日記
和風建築
投稿者:第1建築部 小林 哲
現在、木造住宅の新築工事に携わっています。
なかなかお目に掛かることの出来ない、貴重な仕事をさせて頂いています。
内部には茶室(4帖)があり、茶事を行う和室(8帖広間)も出来る予定ですので完成が今から楽しみです。
屋根は銀いぶしの一文字軒瓦。
住宅でこれだけの量の一文字軒瓦を使用するケースは少ないと思います。
玄関や茶室の外部庇は軒先軒裏を木材で化粧にしており、垂木や桁は桧や杉を使用しています。
また軒裏の意匠は木小舞に納めており、庇の天井板に椹(さわら)の羽目板を貼り並べています。
言葉や名称一つ一つにおいても調べて勉強することばかりですが、
造り手も減少している近代でこの様な体験や勉強が出来ることは凄く有難いことです。
疲労回復!
投稿者:第2建築部 高津 理絵
5月~7月は梅の季節!!
ということで、お客様から頂いた梅で
事務の後藤さんが梅ジュースと梅酒を作ってくれました!
梅酒はゆっくり寝かせなくてはいけないので飲み頃はまだまだ先ですが…
梅ジュースは酸っぱさと甘さが絶妙でさっぱりとしていて
美味しかったです(^^)
長い梅雨が終わり、うだるような暑さが続きます…
現場の皆さん慣れているとはいえ、今年の夏もしんどそうです。
マスクもサウナのようで暑さが増します。
梅シロップは疲労回復に効果があるそうなので
これを飲んで夏を乗り切っていきたいです!!
協同作業
投稿者:第1建築部 浅井 俊勝
現在携わっている新築工事で、外壁を仕上げてから土台ごと設置する押壁工法を行いました。
押壁工法とは、先に壁を完成させてから壁を押し建てていく工法のことで、狭小地などで行われます。
今回の工事では、十分なスペースが取れず本来の手順では外壁の仕上げが困難で、
止水処理もできないため、この工法を行いました。
大工さんは完成した壁をレッカーで吊るときに変形しないように補強や
仮固定を過度に感じるくらいの準備をして挑みました。
壁の上部をレッカーで支え、下では人力で少しずつ動かして土台に収めなければならないため、
大工さんや外壁屋さん、足場屋さん、レッカーのオペさんとの協同作業です。
その結果、何のトラブルもなくスムーズに設置することができました。
改めて皆様の協力と計画準備の大切さを感じた工事でした。
それぞれの役割
投稿者:第2建築部 森本 秀樹
先日、取引先のハウスメーカーさんの現場にて茶室を施工させて頂く機会がありましたので、
茶室の各釘についてご紹介します。
まずは水屋の竹釘です。
水屋というのは茶道具を洗う所です。
この竹釘に柄杓などを掛けます。
次に釜蛭釘です。
炉中心の天井取付して釣釜を吊るすための釘です。
次に花蛭釘です。
床の間の天井に取付して釣花入を吊るすための釘です。
次に花釘です。
床の間の床柱に掛花入を掛けるための釘です。
次に柳釘です。
床の間の入隅柱に打ち、柳を入れる花入を掛けるための釘です。
次に二重折釘(軸釘)です。
床の間の天井廻縁下端に掛物を掛けるための釘です。
最後に無双釘です。
床の間正面の壁の中央に掛花入を掛けるための釘です。
一つ一つ釘の役割があり、種類もたくさんありましたのでとても勉強になりました。
安全第一
投稿者:第2建築部 𠮷川 義泰
6月の梅雨時期に入り、雨と暑さの中作業しております。
先日、フルハーネス型墜落制止用器具特別教育の講習終了証が届きました。昨年秋に講習を受けた物です。
いよいよフルハーネスの着用が迫って来たと実感します。
フルハーネス型とは、高所作業に用いられる墜落制止用器具であり、現在では使用が義務化されています。
今日の建設業では、胴ベルト型が主流です。胴に一本のベルトを装着するのですが、
墜落阻止時に体が「くの字」になり胸部、腹部が圧迫され大変危険なのです。
一方、フルハーネス型は胴、肩、腿にもベルトを装着するので、
衝撃が分散されるため胴ベルト型よりも安全です。
正しい着用、高い安全意識を徹底することで安全第一な着用を心掛けます。
68期Tシャツ
投稿者:営業部 丹羽 椎奈
4月に入社しました丹羽です。
この度、Haruta68期のTシャツデザインを担当させていただきました。
入社後初の大仕事、責任重大です。
新型コロナウイルスの感染が広がってから一年が過ぎ、まだまだ不安が尽きない日々です。
感染防止対策として、キープディスタンスはあらゆる場面で求められています。
そこで68期のTシャツにもキープディスタンスを取り入れました。
Harutaの文字とロゴが通常よりも離れているんです。気づかれた方はいますかね?
キープディスタンスを守り一致団結して大変な今を乗り越えていきましょう。
何かと不便の多い今日ですが、この状況が一日でも早く解消され、
平穏な日々が戻りますようお祈り申し上げます。
新人大工日記!
投稿者:第2建築部 神宮 大介
千葉県の大工専門校で一年間修行して、4月から実践にデビューして少しずつ現場に慣れてきました。
現在は親方大工さんの元で先輩社員大工の西島さんに付いて仕事をしています。
今入っている現場では主に断熱材の施工やボード貼り等を担当しています。
それらについては、専門校でも練習してきましたが、実際の現場では電気の配線があって断熱材が
入れにくかったり、柱の位置が間崩れしていて、ボードのビスを打つ位置がズレてしまったり、
初めて施工したときはかなり苦戦していました。
今の現場は2棟目という事もあり、道具の扱いや作業手順も分かってきたため、
最初の現場と比べて早く丁寧に施工することができたように思います。
毎日少しずつできる事が増えていくのが実感できてとてもうれしく思います。
まだまだ、わからないことだらけですが親方や先輩の動きをよく見て学び、
一日でも早く一人前の大工になれるように日々精進していきます。
台湾パイン
投稿者:営業部 丹羽 椎奈
過去の現場日記でもご紹介してきましたが、Harutaと台湾とは深いご縁があるのはご存知でしょうか?
創業者である春田直信が、台湾総督府の役人として赴任し、桃園神社(現・桃園忠烈祠)を建設したのです 。
最近、中国の禁輸で行き場を失った台湾パインのニュースを知り、少しでも力になれれば…と、
春田建設で台湾パインを購入し、皆で分けました。
台湾では、台湾語のパインの発音が「商売繁盛」を表す単語の発音に似ているため、
縁起の良い果物として贈られることが多いそうです。
ぜひ皆様方が台湾パイナップルを食べることで商売が繁盛すること、
ひいては良い事がありますよう願っております。
解体工事
投稿者:第2建築部 福田 浩幸
先日、木造の解体工事を担当しました。
こちらの建物は25年ほど前に私が担当した住宅の母家で、住宅完成後は母屋の方でも何度か工事のご依頼もいただきました。
打合せ・工事で何度もお伺いしておりましたので、建物がなくなるのは残念ですが、いつもお声がけいただけることに
感謝しております。ありがとうございます。
ヒーロー!?
投稿者:第1建築部 森川 幸洋・浅井 俊勝
老朽化した店舗の解体工事をご用命頂きました。最初の重要な仕事がこれ!
緊張しました。
この後、弱っていた左腕が取れてしまい今は治療待ちですが、治ったらまた是非どこかの壁に張り付く雄姿を見たいと
願っています。