現場日記

現場日記

和室リフォーム

投稿者:第2建築部 日比野

先日、名古屋市内の個人のお宅でリフォーム工事をさせて頂きました。
本屋普請の大きい立派なお宅の、主に2階の工事だったのですが
その中の和室が新築当時のままで、壁が仕上がっていない状態でした。
それが下の写真です。

防火水槽の設置1
今回の工事でこの和室を聚楽で仕上げる事になりました。
最近の住宅は左官壁の場合、下地はラスボードにプラスター塗りかモルタル塗り、
もしくはプラスターボード直に仕上げという方法が殆どです。
小舞荒壁の場合、荒壁塗、中塗、中塗仕上(地方によって呼び方が違うようですが)、そして仕上げ塗となります。
今回は荒壁は終わっていますので、中塗からになります。

私自身は今まで小舞荒壁での左官工事をした事がなく、今回この工事に携わる事により
貴重な経験が出来ました。
恐らく、この先も携わる事はほぼ無いと思うので大変興味深く見させて頂きました。
実際、ご年配の左官屋さんでもこの工法に携わるのは30年ぶりぐらいだと仰っていました。

施工も色々なやり方があり、職方さんに色々教えて頂きましたが
初めて聞くことばかりでとても新鮮でした。
今ではこのような工事は殆ど無くなってきているので、これらの技術や経験が失われていくのは
とても残念に思います。
下の写真は、中塗り仕上げの状態です。この状態で1か月ぐらいかけて乾燥させます。

防火水槽の設置3
この状態でも他の施工とは違って温かみや趣があり、何とも言えない良さがありました。
今回のこのような貴重な経験を、また何かの機会に活かしていきたいなと思いました。

社員大工

投稿者:第2建築部 海上

 
先日現場を見に行ったら…。
社員大工たちが一生懸命仕事をしていました。
皆様にちらっとその風景をお見せします。

防火水槽の設置1
防火水槽の設置3
ベテランから5年目、3年目、2年目の社員大工です。
最初は何もできなかったのに今では皆がとてもたくましく感じます。
本当にカッコイイですよね!
自分も昔は大工になりたかったのを思い出しながら
しばらく見とれてしまいました。
防火水槽の設置④

大工の皆さん!これからも安全でお客様に喜んでもらえる
仕事をよろしくお願いします。

伊勢神宮参拝

投稿者:第1建築部 久保田

弊社がコロナ禍でも忙しくさせていただいているいるお礼と、
今後も事故無く現場が進められるようにと伊勢神宮に参拝に行ってきました。
私自身はS社社屋が無事故で完成できたこと、
Mマンションが着工するので事故無く工期内に完成できることのお願いをしてきました。

防火水槽の設置1
参拝の後はおかげ横丁で昼食を頂き、その後弊社社長のご友人が経営される
ニ軒茶屋角屋本店と伊勢角屋麦酒のビール工房を見学させていただきました。
なかなか見ることのできない貴重な昔の古い建物や小道具を見させていただいた後、
ビール工場で製造過程を見学しました。
最後に頂いた出来たてのビールや二軒茶屋餅はとても美味しかったです。
防火水槽の設置3
防火水槽の設置④
最近ではみんなで集まる行事も少ないため、楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

「起こし」

投稿者:第2建築部 川瀬

第2建築部の川瀬です。

前回の現場日記で鹿島社員が土台伏せ時の養生の大切さを紹介してくれました。
今回はその土台伏せ時の大切な作業をもう一つご紹介します。

それは「起こし」の確認です。
「起こし」とは柱が垂直に立っているかを確認して調整することです。
住友林業さんのビッグフレーム工法は普通の在来工法とは違い、基礎に直接太い柱(コラム)を立てます。
この時点で「起こし」を確認しないと建物が真直ぐ建たないのでとても重要な作業です。

下げ振りという道具を使い垂直を確認します。
傾いていたら柱の下に鉄板を挟み込んで調整します。
鉄板の種類は3種類。
0.27mm、0.35mm、0.5mm。

防火水槽の設置1
こんなに薄い鉄板を1枚挟むだけでかなり変化します。
この作業の精度でこの建物の「起こし」はほぼ確定してしまいます。

その後建て方を行った後、細い柱(管柱)の「起こし」も確認します。
土台伏せ時に確認しているので大きな狂いはありませんが微調整が必要な場合もあります。

このように要所要所で「起こし」を確認しないと建物は歪んでしまうので
適時に検査を行い品質の良い建物をお渡しできるように頑張ります。

防火水槽の設置3
防火水槽の設置④

土台伏せ

投稿者:第2建築部 鹿島

第2建築部の鹿島です。 

大工工事の一番最初の仕事に土台伏せという作業があります。
まず最初にコラムという大きい柱を建ててから土台を並べ断熱材を入れて
床を伏せ、最後に養生するというのが土台伏せの大まかな手順です。
コラムの建て起こしや床のレベルも大事ですが、最後にする雨養生が
一番大切な工程だと私は思っています。
床が濡れてしまうと乾かすのも大変な上、お客様が
現場を見に来た際にきれいな状態を見ていただけないからです。
最後にゴミなどもきれいにまとめ、風で飛んでいかないようにして
作業終了となります。

システム建築1

こだわりの家づくり

投稿者:第2建築部 鈴村

第2建築部の鈴村です。
弊社で大工工事を請け負っていただいてる職人さんのご自宅を担当させてもらっています。
間もなく完成・お引渡しとなるところです。

今までも、会社関係の方の建物を何件か担当させていただいており
現場監督としてとても嬉しく、そして有難く感じています。

今回は大工さんのご自宅ということもあり、こだわりが詰まった建物になりました。
特にリビングのヘリンボーンは一番のポイントで、大工さんの腕の見せ所です。
とてもきれいに仕上がりました。

建方中の現場見学では、「パパ!!ガンバレー!」とお子様の声が響いていたのを
思い出します。
木工事中にはパパの仕事ぶりが見れて、お子様は興奮していました。
奥様・お子様と共に、家づくりを楽しんでいらっしゃるなとひしひしと感じます。

心に残る家づくりに携われてとても有難いです。
今後もご期待に添える建物を作っていきたいと思います。

足場養生

蒲郡市

投稿者:第1建築部 石川

弊社が工事を担当させて頂く現場は、名古屋市内もしくはその近郊だけではありません。
今は、蒲郡市にて社屋の建替え工事に携わらせて頂いております。

昔ながらの建物が多く残るここ蒲郡は、現場周辺を見渡すと昨今の建築手法では
あまり見受けられない外装の建物がチラホラと見られます。

現在進行中の建替え工事は終盤に差し掛かっており、もう間もなく足場を
解体するといったタイミングです。
建物が姿を現したとき、この蒲郡の街並みにどう溶け込んでいくのか
個人的には密かに楽しみにしているところです。

システム建築1
システム建築2

古民家の改装工事

投稿者:第2建築部 伊藤

第2建築部でリフォーム工事を担当している伊藤です。

古民家の改装工事を担当する機会があると、既設の建具を再利用することが多くあります。
古い建具は木肌が焼けた色合いや木の木目によるムラがあり味わい深く、
塗装してしまうのは勿体なく感じます。

写真は、古い納戸に使われていた引戸です。
当初は全面塗装の案もありましたが、全面塗装はせず水拭きのみとして
アルミ製レールと重量用戸車を取付け、金網張りだった部分をアクリルワーロンにして
元の木肌をそのまま残して再利用しました。

お客様のご希望にもよりますが、古民家の改装工事は使われている木材の時間経過の
深みも意匠として感じて頂けるようなリフォームをできることが、他にはない醍醐味だと思います。

システム建築1
システム建築2

足場養生

投稿者:第1建築部 浅井

梅雨があけて夏本番です。最近、足場を架ける外部改修の仕事を多く担当させて頂いております。
この時期になると気になるのが台風です。

市内を見渡すと足場のシートがめくってあるのを見かけることがあります。
台風養生は、いつも急で手配に大変苦労する記憶がよみがえります。
今年は、台風があまり接近してこないことを祈る今日この頃です。

足場養生

安全大会

投稿者:第2建築部 森本

先日、春田建設株式会社 安全協力会の総会及び安全大会が3年ぶりに開催されました。

防火水槽の設置1
安全表彰では株式会社 乃一様、株式会社 マノモクハウジング様、弊社吉川
の3名が表彰されました。
防火水槽の設置3
これまでの功労者にスポットライトを当てたいという思いから、
今回は特別に功労者表彰がありました。
これまで弊社に貢献していただいたインテリアオガワの小川𠮷勝様、齋藤栄四郎様、
そして勇退された後藤と志江様、藁科秀之様
の4名が表彰されました。
4名の方々には会長からのスピーチもあり、涙誘われる場面もありました。
防火水槽の設置④
安全表彰、功労者表彰で受賞された皆さま、おめでとうございました!

大会の準備や設営にご協力頂いた方々お疲れ様でした。
例年、私が写真撮影を担当していましたが、今年は後輩の神宮君が写真撮影をしました。
神宮君、初めてで緊張したと思いますがうまく撮れましたね!ありがとう!