投稿者:第1建築部 久保田 健吾

先日、竣工した豊田市工場新築での防火水槽の設置状況をご紹介したいと思います。
市街地では消火栓があるため中々みることがありませんが、
今回の工場新築にあたり、40㎥取水可能水量が必要となります。

それでは施工状況をご紹介致します。

まずは水槽を支えるベースを設け、その上に1基およそ12tある
コンクリート2次製品を80tレッカーで吊り、3基連結しワイヤーで緊張します。

防火水槽の設置1
防火水槽の設置2

その際、消防の立会い検査に合格しないと埋めることができません。

防火水槽の設置3

合格した後、48時間放置しジョイント部の止水材が硬化したら埋戻します。
水張り試験を行い漏水が無いことを確認し、最後に再度消防の確認検査があり完了です。

防火水槽の設置④

仕上がった後は吸水口のマンホールしか見ることのできない防火水槽ですが、
設置の時はこのように施工しています。
建物以外の工作物を施工するのも大事な業務の一つです。