第2建築部
世界最古の木造建築物である法隆寺をはじめ、遠い昔の木造建築物は、釘も使わず木と木を接合して建物を支えてきました。 そんな木造建築物を造ってきたのが『大工』という職人さんたちです。現在でも木材の仕口や継手などは、当時の施工方法そのままで、宮大工たちが何年もかけて神社仏閣を造ったり、田舎の方でもまだ手刻みで材木を刻んだりしているところもあります。 しかし、近年の木造建築物は省力化・効率化の流れから、工場でプレカットした木材で建物を建て、木と木の接合はもちろん構造金物を使用します。間取りを見ても近年、和室のある住宅も減ってきました。...
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今年も猛暑の季節がやってきました。毎日、現場に出ている僕は既に体中真っ黒です。 そんな猛暑の中、今日はピン工法の土台敷きをしています。 在来工法と違って、柱や梁・土台などの継ぎ手に金物を埋め込み、その金物にピンを打っていく工法です。仕口の簡素化によって、在来工法よりも断面欠損を少なくすることが出来ます。 最近では、在来工法が減って、こういった特殊な工法も増えて来ています。...
第2建築部
先日、お引渡しをさせていただいたお宅で、「引っ越し屋さんが、床にキズを付けてしまったので直してほしい。」とのご連絡をいただきました。新築したばかりの家を傷つけられてしまったお客様の気持ちを考えますと、とてもショックだったと思います。 連絡を受け、『補修屋さん』を段取りしました。建築業界では、補修屋と呼ばれる職人さんがいます。車業界でいう、板金屋さんのような方たちです。...
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桜が満開です。(現場近くの五条川にて) 気が付けば、入社してはや4ヶ月が過ぎてしまった鈴村と申します。 新人といえど、よく言う”アラフォー”といわれる年になってしまいました。 ありきたりではありますが、4月といえば年度が新しく始まりそれぞれの一年生が、新たな希望をもって迎える月でもあります。当社にも、本当のピカピカ新入社員さんが入社しました。 私はと言いますと、木造を担当させていただき12件目になります。 楽しく仕事をしながら、思考錯誤と自己嫌悪の日々を過ごしています。 ...
第2建築部
イメージです。 『外断熱工法』の家は夏は涼しく、冬は暖かい。そして結露が起きにくい。 このような理由で外断熱工法を選ばれた方が多いと思います。 しかし、実際住んでみると意外とそうでもない・・・。むしろ夏は暑くて冬は寒い・・・といった話を耳にします。 よくよく話を聞くと、一つ共通点がありました。購入されたほとんどの方々が、外断熱は夏涼しく冬暖かい工法だと思い込んでいました。 外断熱の根本は、ポットや水筒の理屈と同じ『魔法瓶』なのです。一度入った空気(熱)は外へ逃がさない!これこそ外断熱の醍醐味です。...
第2建築部
半年前から一部の木造の建て方を、20代の大工さんがメインのチームと一緒に施工しています。 元気がありモチベーションも高いです。 1月末の寒い中での建方途中に、白い物が少し降ってきましたが、皆さん元気に施工していました。休憩の時に飲む温かいコーヒーがいつもより美味しく感じました。 仕事をする上で多くの人に出会い、助け合い現場が進められている事を再確認しました。 私達と一緒に現場を施工して頂ける大工さんを募集しています。 お気軽にお尋ね下さいませ。...